一人のモノノフの思い

 

私はももいろクローバーZが大好きです。

ここ半年で、いろんなことがあったので、自分の気持ちを一回はきだしたかったので、この場を借りました。

 まずはじめに、私が思っていることを話します。

 

アイドル。

ステージの上、表側で見える事のすべてが「アイドル」っていうプロ集団による表現で、大勢の人間がかかわって作り出す総合エンターテイメント。

 

アイドルは、表現者として「人に見えるところに立つ」と覚悟を持った上に、生まれ持っての美貌を最高の形で活かせる人間が、自分の力はもちろん、いろんな分野の人間の意図を汲んで、すべてを背負って作品になるということ、だと私は思っています。

エンターテイメントは最高のパフォーマンスで作られる表現の集大成だし、商売。

 

演者は、事務所に大事に大事に守られるべきだし、本人も意識を持って気をつけて行動をしなければいけない大事な大事な事務所の商売道具でもあり、客の見えない所とか、会社の人がいない場所では、私たちが会社じゃない所では好き勝手やるように、唯一無二の、誰にも侵害されるべきではない一人の人間。そこをまず混同してはいけない。

フリーと事務所とかの違いはここでもちろん出てくるけど、今は事務所とかそうゆう団体所属の人の話。

事務所、プロデューサー、メイク担当の会社、衣装担当の会社、楽曲製作者、楽曲プロデューサー、演奏者、演出家、脚本家、TV制作会社、広告会社・・・上げ始めたら社会のつながりなんてキリがないけど。たくさんのそれぞれの分野で働くプロ達のスケジュールと作業や計画をねじりあわせてできているものを、私たち消費者、ファンはエンタメとして楽しませてもらってるわけで。

もちろん、これはアイドルだけじゃなくて、バラエティー番組だって、アニメ漫画映画舞台だって、普通のアーティストさんだって同じ。

でもそんなことはわかりきった上で、私は、私たちはアイドルだったり、ステージの上にいる人に勝手に感動して、夢を見て、勝手に期待して、勝手に自分の希望を押し付けちゃったりもして、勝手に味方を作ったり敵を作ったりしながらも、「推しを推したい」という、他人から見たら勝手にやってろ!と言わんばかりの精神で、必死に推しを推す。

もちろん、推しを推すなんてのは、人、グループ、団体、コンテンツに限らずどこにでもある精神で、アイドルオタクだって、サッカーとか野球のチームのファン、バンドのファンも役者のファンもゲームとか小説家とかのファンも、現場のルールとか、それぞれの推し方にそれぞれ違いはあれどなんら変わらない。

在宅だって、全通だって、映画化したやつしか見ない、とか原作ファン、とかもそれぞれがそれぞれ。自分の推し方の違いで、全部自由。

バカにすることじゃないし、バカにされることでもない。考えの差はいくらでもあるとしても。

もちろん、自分とは違う意見も沢山あると思う。

 

もちろん、そんな勝手にやってろ!って言われてもおかしくない立場のファンたちは、勝手にやってるんですけど、自分の楽しい時間とか、欲しいものとか、そういったものを

推しに授けてもらいに行く為にお金を払う。グッズだったり、ライブだったり。

満足したらどんどん払うけど、そりゃ、満足がなかったら払わないと思う。

でも、払われているお金があることで、その推してるものを運営して行くの必要な、次に繫げる予算を確保することができる。

本当に世の中の全てと流れは一緒で、何かを作っている会社の製造費、人件費、資材費、維持費がどこへいってどこから帰ってくるかって、そこから更にいろんなものを経由するとしても、結果的には消費者が品物を手にとって、初めて還元される。

仮にお菓子とかだったら、売れたらパッケージは豪華になったり、ちょっと増量されたり、新しいラインナップが増えたりするし、推しさん達はもちろん、衣装が豪華になったり、髪の毛がツルツルになったり、オフショットで食べにいったりしてるお店が豪華になってったりする。そして私はそうゆうのがちょっと嬉しい。ウィンウィンの関係。

違いはあれど、本質は一緒。社会の消費の流れ。

 

感謝をするし、いいな、と思ったものにはお金を払って、そこが期待以上のものを見せてくれたりすると、推し、マジサイコーじゃん!ってなる。

信じてついていこ!次もお金払お!チャリンチャリン!となる。

私の場合は、それが特にアイドルで、その中でも、ももいろクローバーZだった。

 

 まず、私の考えの奥底にはこれがあるっていう感じです。

 それも軽く踏まえてもらった上で、私がももクロにハマったきっかけとか新しいももクロのことを書きます。

 

記憶は混濁しがちなので時系列もめちゃくちゃかも。

でもこれは、どうにもまとまりきらない、ぐるぐるしてる気持ちのオタクの掃き溜めみたいなものなので、許してほしいし、暇つぶしに誰か読んでほしい。

私の気持ちの整理になるかわからんけど、誰かに私とももクロの話を聞いて欲しい。

誰かが賛同してくれたら一番嬉しい。

へ~、こんな感じの考え方なんだ、って思ってくれるだけでも有難い。

反論されるのでも構わないけど、自分と考えの違う人と話すのは好きじゃないので、見えないところで言ってほしい。

とある一人の人間の、ももクロへの想い出と考え方です。

1月に書いた文章に追記したりして、5月の話まで書きました。

最初に出会ったきっかけを話します。今一番聞いてほしい今のももクロについての気持ちとかは後ろの方で喋ります。だいたいがここ半年くらいの時系列になるはず。

私は大好きなももクロの話がいくらでもしたい!

 

 

●いなくなる推し

昨日のお昼、6日後に推しが卒業、芸能界引退をするって発表されたんです。6日って!!!

しかも卒業コンサートは、6日後の、その日。あんまりにも急!

ももクロにハマってからというものの、7年くらい?推し変をすることもなく、ずっと緑担当の有安杏果ちゃんを推していた。

しかも、今年はももクロ10周年のアニバーサリーイヤー。
ニュースを見て、は?!となったよね、そりゃ・・・

でもなんとなく、やっぱりか、とも思ってしまった。

 

●私のはじめてのももクロ

当時、アニメをみるのが大好きだった私。

なんとなく見た「日常」っていうアニメ。オープニング曲がとても衝撃的で、調べたら、ヒャダインというアーティストが作っていた。日常、面白かったなぁ、ラジオだけが続投されて、最終回は一緒に泣いた。昔から声優さんのラジオが大好きだったんです。

せっかく聞くならいい声でパキパキ喋る、声のプロのラジオがいい。エンタメ感モリモリに構成されている所も好き。オタクだからいろんな人が作りあげてるエンタメとかそうゆうのが好きだった。

 

そんなオタクの、当時の私。オタクらしくニコニコ動画で「ヒャダイン」を検索。

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PVを見たら、ハチャメチャで面白い。派手でピカピカで…

でもPVに写ってる可愛い女の子は別に「ヒャダインさん」ではないらしい。

じゃあこの可愛い子は一体誰…?

特に気になった可愛い子を調べたら、ももいろクローバーというアイドルグループの、「元メンバー」らしかった。早見あかりちゃん。

ハーフのような派手な顔、強い目をした女の子。かわいい!

 

あかりちゃんが気になった私、ももいろクローバーを検索した。

ももいろクローバー」と、「ももいろクローバーZ」の2つが出てきた。

6人で踊ってるPVを見た。ものすごく可愛かった。

5人で踊ってるPVもみた。ものすごく可愛かった。

当時新しい曲だったらしい、「労働讃歌」「サンタさん」もみた。

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好きになった大元のきっかけのヒャダインの曲はやっぱり好きだった。

アイドルが、こんなことするの…?!

別にめちゃくちゃ歌がうまいってわけでもなく、むしろたどたどしいくらい。

ただただ可愛い顔をした女の子がふざけた顔で、ふざけたことしながら、全力で歌い踊る。

1人の女の子は、冗談抜きで首がもげそうな踊り方をする。

やたらとぶりっこな子なかわいい子もいるし、モデルみたいにすらっとした子、やたらと身体能力高いよく動く子と、小さいけど歌と踊りの強さの印象が頭1つ飛び抜けてる子。

なんだこれは~~!となった。今までちゃんとアイドルを見てなかった私にはとてつもない衝撃だった。

 

 つまり、私はわかりやすく「労働新規」。

ちょうどメディアへの露出が増えてた時期なので、私と同じ時期くらいから入ったって人も多いんじゃないかなぁ、と勝手に思ってます。

とっくのとうに古参だけど、いまだに、自分のことをどうしても労働新規といってしまうのは、まぁ、普通に労働の時に参入した新規だっていうのと、Zが付く前の無印時代の現場を知らないからかな、ってちょっと思ってたりして。

調べるうちに、「5人体制のももいろクローバーZ」になるまでのストーリーを見て、こんな衝撃的な事があったのかと思った。熱い想いでグッときたし、切ないものがあった。

後悔したよね…もっと早く見ていれば。

私がももクロにハマったきっかけとなったあかりんは、もういないメンバーだった。

推せる時に推せ。

 

そもそも、ももクロが「未来へススメ」をリリースした時に渋谷のHMVに飾られたてだった、「ももいろクローバーさんが先ほど来店しました!」ってメモ付きのサイン色紙みたいなものの近くに置いてあった、店頭の、小さなモニターで流れる未来へススメのMV、たまたま見てたのを今でも覚えている。幼なすぎる女の子たち、安い衣装と安いPV。ももパンだった気もするけど、メンバーの色分けめっちゃしっかりしてたからこれだと思う。

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「なにこれ、最近アイドル流行ってるみたいだよね。AKBとか。でもこれはよくわかんないわwなんだ?和風って笑」みたいなことを一緒にいた友達と喋ってたことすら覚えてる。

おい、昔の私!!聴いてるか!!!おまえその1,2年後くらいからどっぷりハマってるぞ!!!!

おい!そのあともずっと変わらずハマってるぞ!!!おい!!聞け!!撤回しとけその言葉!!!!

人間、いつどうハマるかわからないから、みんなも発言には気をつけるんだよ。

EXILEのことあんなにボロクソ言ってた私、いまファンクラブいくつ入っていくつ現場通ってるんだって話ですからね。

いやー女子アイドルとはまた一味違くて最高だね!顔がいい!!歌が上手い!最高~。

 

 色々さておいて。メディアの露出が増えた時期にハマったわたし。

ものすごくラッキーなタイミングだった。

雑誌だったり、テレビへの出演。タイアップ曲もポロポロ増えて行く。そんな時期だった気がする。

見るものがたくさんあった。録画するのも大変だった。

 

オタクはしつこいので、知らないことがあるのが嫌だった。なんやかんやで毎日毎日ニコニコ動画でタグを漁りつつける。YouTubeもみた。公式、非公式は問わず。

落ちてる動画見るの、あんまり褒められたことでもないけど、これらのおかげでどっぷりハマった。ありがとう先輩ノフ。

個人的な思いだけど、ハマるきっかけってなんでもいいと思うんですよ。そのあと、きちんと運営に貢献するオタクになってくれればこっちは万歳なので。

みんなも軽い気持ちで見てほしいな~。そのうち、良い物にはちゃんとお金を落とさせてください!ってなるしね。

みんなもそんな感じの人になってくれたら私は嬉しいので、とりあえずyoutubeを開いてみません?笑 かわいいですよ・・ちなみにここに貼るのは全部公式の動画。安心してください。

あと、これは公式が出してるはじめてのももクロっていう動画なんですけど、いいですよ。

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 そんなこんなでネットに落ちてる動画を日々みた。

メンバーは誰もがみんな可愛かった。

けど、その中でも、最高にこれ!!!!!!となった動画があった

 

売れてなさそうなアイドルと芸人有吉の番組。

謎の会議室みたいなとこで撮られてる、めちゃくちゃ低予算そうな番組を切り取った、ももクロが箱の中身当てするゲームをする動画。

みんなも調べてみてね。多分、まだすぐに出てくると思う。伝説的なやつです。

箱に入ってるのは生麺のうどん。箱に手を入れるのはももクロの緑担当の有安杏果

ビビりすぎてどんどん顔面蒼白になって、目をパチパチさせながらも頑張る。ビビって、泣きじゃくって、痙攣して、飛び跳ねる。カエルみたいに。

ビビりすぎてもうわけわからんことになってる彼女、最後に出した解答は、「クジラ?」

そんな箱にクジラが入るわけはない。

アイドルバラエティ的に狙った言葉なのか、天然ボケの言葉なのかはわからない。そんなことはわからなくていい。エンタメは「面白い!」とその瞬間、客が思えれば良いのだから。

可愛いーーーーー!!!!!!!!!!プロだ!!!ってなった。

 

でも、そんな大泣きしながらうどんを触ってる有安杏果、ライブ動画とかMVではめっちゃくちゃすごい歌と踊りを見せてくれる。

 別に好きな歌い方ってわけじゃなかった。鼻にかかった、というか、なんというか、クセがありすぎる感じ。でも歌が上手い。他のみんなが当時は結構不安定で下手だっただから(ごめん…)余計良く聞こえたのかもしれない。しかも声が、唯一無二の感じ。気になっちゃう。

高いけどハスキーで、でもちょっとコロコロしてて鈴みたいなキンキンした感じもある。耳がいいんだろうな、強弱のつけ方での表現が当時の時点でも、とても上手で曲に刺さる。滑舌が悪いからなのか、不思議な雰囲気を出す歌声。曲を聴いててもハスキーめでクセの強い歌声はよく目立った。まぁ、これは推し贔屓ってやつかもしれない。

それでも私は歌声に夢中になった。

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 踊りもすごい。ほかのみんなもバリバリですごかったし、高城れにちゃんっていう、紫の女の子は、なんだか祈祷師みたいな勢いのダンスをしていてすごかった。我流の暴れ舞みたいなイメージ。

けど、杏果はちょっと正統派で上手い。

なぜ?と調べたら、EXILEのキッズダンサー出身だという。オカザイルにも出てたらしい。

オカザイルは見てたし、不思議とよく覚えてた。ほかの子に比べて背の高い、岡村と身長が近いポニーテールの女の子と、小坊主の男の子が印象的だった。

あとから調べて、この子達のこと知ってる!!!となった。

実はこのマルコメ坊主は、小森隼君といい、その後今をときめくGENERATIONSのメンバーとなっていて、ポニーテールの女の子は、ももいろクローバー有安杏果

ちなみにこないだやっとオカザイルのDVDの入手に成功し、全編見たら、幼かった頃の推しと推しの共演にめちゃくちゃ興奮した。

2人で手を組んで脚の間とかくぐり抜けあってるの、普通にすごいし感動でしょ…今もう絶対見れないシチュエーションだよ。年齢的にも環境的にも。とにかくすごかった。最高~。

余談だけど、杏果が初めてやったソロコンで、ステージの真ん中で歌って踊る人になりたい、という夢のきっかけになったのはEXILEのバックダンサーを経験した事だっていうことを話してくれて、そのあとにEXILEの曲を、当時のキッズダンサー時代の先生にもう一回教わったりなんだりしながら披露してくれた時のキラキラが忘れられない。

2回目のソロコンではチューチュートレインをカバーした。その時の演出は、当時EXILEのバックダンサーをした時の杏果と同じくらいの年齢のバックダンサーを沢山ひきつれて踊った。エモい・・。みんなもこれから頑張ってね!なんて終演後にみんなに話しかけてた杏果もすごく印象的だった。

夢も笑顔もこうやって繋がっていくのかな。LOVE DREAM HAPPINESS。継承!!!(・・・)

頑張る人って、まずそのパワーがすごい。

  

かっこいいパフォーマンスの有安杏果。でもちょいちょいトークだったりで変なところがある。

可愛い。ギャップってのはたまらない。

私は有安杏果に落ちた。

 

でも、ライブに行かなかった!

行けなかった!

一緒に行ってくれる友達がいなかった!一人で勝手に調べて勝手にハマってた私。

知り合いがその人の友達とももクリ2011、ツアー、春の一大事2012に行ってるのをみてとても羨ましかった。

当時はまだライブに1人で行く勇気はなかった。

DVDだけ買って見てた。相変わらず動画も見続けてた。同じのを繰り返し繰り返し…

これだけで人はハマるんだよな、すごい話。

 

でも、そのころ、メディア進出、会場のキャパをバリバリに増やしてた時期だったり、私が騒いでたりもあったのかもだけど、夏くらいに友達と後輩がハマってくれた。

 

2011とかくらいまで路上、ヤマダ電機の街頭、Zepp、青年館、サンプラザとかだったグループ、メキメキとさいたまスーパーアリーナ、横アリ、西武ドーム。これ、1年の間の話だよ…すごい話だよね…

需要に見合ったキャパを用意してくれる運営。感謝。さいどえむ、少しでいいから見習って!(5.7.5)と思いつつ、アイマス先輩シリーズたちもずっと通ってきた伝統の会場。ここを蔑ろにするのもダメ、とオタクは強く目を瞑ることしかできないのだけど…

オタクだから、先代から続く伝統、みたいなやつも大好きなので…熱いよね、継承。

 

そんなわけでやっと増えたももクロ好きなオフ友。

やっと人とライブに行けた。

2012 夏 西武ドームライブ サマーダイブ2012。

初ライブ、すごいいい席だった。

西武ドームの、野球のことよくわかんないから名前を忘れてしまったけど、スタンドとアリーナの間の、デンジャラスゾーンみたいな名前のところ。あそこの1列目。だった気がする。2列目だったかもしれないけど、私の記憶では1列目。実質アリーナ。

 

ライブ会場の構成は、狭めのエンドステージから伸びる、センターステージへの花道。

そこからさらに伸びる五色の花道。花道先端は、もちろんちょっとしたステージがある。(だったかな?あってる?)

メンバー5人に対して6つの通路、7つのステージ。優しい~!!近い!嬉しい!けど、移動されるとまったく見えなかったりする。

大きいライブはモニターで起きている事を把握するんだなぁ、と初めて知った。

 

でも、花道が伸びてるおかげで、私の実質アリーナ後列、スタンド最前列、みたいな謎の席が、花道先端にメンバーが来ると、サブステージの最前列みたいな感じになる…距離はあるけど。

そこの、一番近い花道が緑色の花道だった。

代わる代わるいろんなメンバーが来るけど、メインは杏果。

最高の初現場ってわけ!!

そこで、めっちゃ好きだったチャイマックス。目の前に杏果。全力で、いままで一人でお家でネットで予習してた振り付けとコールをいれた。間違えないかドキドキした。間違えたけど楽しかった。

人生で初めて買った緑単色ペンライトと、100均で買ったポキポキ折る五色のペンライト一本ずつ。それと緑のタオルを首からかけて、大はしゃぎ。

 

夏の西武ドームは暑かった。嘘みたいに暑かった。

でもオタクなので夏屋外の怖さを知っていたのでコミケ装備で行ったので勝利した。

西武ドーム行くときは夏冬コミケを参考にするのがまじでオススメです。

でも、コミケと違って終わった後の汗の爽やかさが比ではなかった。楽しかった。

ていうか初の大規模会場ライブが西武ドームって過酷すぎるでしょ。そりゃもうなんでも大丈夫になるよ…

 

この日だったか、この後のライブだったかは忘れたけど、ファンクラブが発足したのですぐに入った。私の継続更新期間が夏だから、夏ライブであることは間違いないと思う。

迷うことなく設定して、推しは、杏果。緑色

 

 

 

 

●私の推し

 

緑推し寄りの、推され隊推し寄りの、箱推し。

推され隊ってのは有安杏果高城れにの緑紫コンビのユニット名。

言葉通り、雛壇前列の赤ピンク黄色に比べて、いつも写真が小さかったり、後ろに座ってたり、ソロパートがちょっと少なかったり。

ふたりのユニット曲も、まさかの、無印時代の赤青コンビのユニット曲のフレーズ使い回しもあるっていう。

でも、なんやかんや曲もあるし、単独ユニットペンラもあるしで、推されてたと思う笑

 

 

れにちゃんのことは、秋にあった女性限定ライブに行って、まじで特定の人を狙い撃ちするファンサを少し離れたところから見て、なんてやばい子なんだ!と骨抜きにされてから推しはじめた。その次のクリスマスライブで紫色のグッズを買った。

歌声も透明で、嘘みたいに安定してて、可愛い。

2012ももクリでれにちゃんのサインボール取れたのまじで自慢。家宝です!

 

そんなわけで推され隊推し。

 

それでも結局、なんやかんや箱推しなんです。

ここが変わることはない。

今日のライブのMVP、完全に◯◯でしょ!!なんて思うことも多々あるし、今日のこの子、まじ最高だった、ここが良かった、ここが…なんて、別に推しだけを見に行ってるわけじゃない。

みんなが好きだったから。

5人が生み出す世界、ハーモニー、バランス感、

5人の中のユニットだったり、コンビだったりのそれぞれの距離感だったり、それぞれを全部推してた。

最高の星。

 

ボイトレの先生をがっつりつけ始めたあたりから、どんどん歌も上手くなるももクロ

音楽性的に、まじで謎…ってなることもちょいちょいあるけど、いろんなアーティストのコラボによって曲の幅が広がっても、どれも丁寧にこなすももクロちゃんたち。

というか、その幅の広さが面白い。この曲、●●っぽいね、みたいなのがあんまりない。

あと、ライブの時は超強力な「ダウンタウンももクロバンド」という名前のバンドがつく。そこのアレンジがとっても良くて、毎回変わったりして、すごく楽しい。

ライブごとに違う姿を見せる曲たち、それを強力なサポートにつけて、楽しそうに歌うメンバーの姿は、とても良い。

 

 

一度大きな喉の手術をして、数ヶ月喋ることすら休止してた杏果は、発声法と表現法を変えてパワーアップしまくって戻ってきた。

ソロアルバムマジですごいですよ。聞いて欲しいし、純粋に曲がマジですごい良い。

夏菜子ちゃんも嘘みたいに上手になった。今もたまに不安定なところはあるけど、歌いながらコロッと持ち直すし、優しさと強さの歌声での表現が天才的。

はじめてのももクロにも収録されてるけど、最初のレコーディング風景とかボーカルレッスンでの自信なさげに歌う様子が嘘みたい。

 

 

灰とダイヤモンドって曲が大好きなんですけど、大サビの全員のソロパートがそれぞれ味方全体攻撃力アップ効果みたいなのがついてるのか?ってくらい、1フレーズごとに強く強くなって、必殺技を決める杏果と夏菜子の連続宝具効果みたいなのがすごいんですよ(わかってほしい)

とにかくパワーアップがすごかった。ライブを重ねるごとに、どんどんすごくなる。ていうか、ライブもなんかよくわかんないくらいすごくなる。

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5人体制ラストシングルになったBLAST!に入ってる「Yum- Yum!」という曲がある。

その曲の素晴らしさといったらない。

本当にいい曲だし、ももクロ、ここまできたのか!と、初めて聞いた時にひっくり返った。本当にすごい曲。

ももクロ全員の声のピュアさが際立つ。

紫と黄色の優しくいつでも隙間にいてくれる安定感のある歌声。

赤、ピンクの声の特徴が際立つ組の素材の素晴らしさ。

ピンクと緑の表現力ステが振り切れてる。

あと、セリフが可愛い。すごい上手いし、世界だ…と思った。世界だし人生。マジですげー曲だから聞いて!

 

ももクロの歌をきいてると、個人的に思うのは、緑の杏果とピンクのあーりんは割とがっつり演技派で、表現力強めで歌うのが多いし、声音もかなり特殊。

しっかり演出されたあーりん様のキャラクターソング系と、ボーカル値極振りのシンガー系の差はある感じはある。

2人とも声は高いんだけど、ハスキーめなので、高いところから低いところまでドカンと歌える。ここにいるぜ!っていう主張が強い、しっかりした土台のよう。

 

赤の夏菜子も声の特殊さ、稀有さがすごい。こんな声質の人そうそういない。それに加えて感情を歌に乗せるのがうますぎる。

特にパワーとか情熱を乗せるのが上手い。モノホンの太陽。

 

黄色のしおりんと紫のれにちゃんは、他の3人に比べたらパワーとかはあまりなくて、ざっくりいっちゃうと結構ワントーン。

でもそこが最高にアイドルっぽくて良い!!!!ももクロの歌声にアイドルっぽさをもたらしてくれるのは結構この二人のおかげだと思っている。

可愛いい女の子の歌って感じがとにかくすごい。THE アイドル。

しおりんは年々ちょっとハスキーになってきているけど、声の中にある飄々とした女の子さ、無邪気っぽさみたいなのは健在で、れにちゃんの声の透明さは、本当にデビューの時から変わらないのでは?!と思うくらいすごい。安定。透明で、とにかく優しい。一家に一台高城れに、って感じ。隣に寄り添ってくれるような優しい声!

 このた行コンビ2人の安定感と中和剤としての力はとんでも無くて、クセが強い赤ピンク緑をまるっと包み込む。

全員で歌うパートになった時にすごい丸く可愛くなる。

最高のバランス。

 

 

 

なんとなく、これ以上欠けることもなく、のんびりと続いて行くのかな、なんて思っていた。もっといろんなアーティストとコラボして、いろんな道を見出してきて。

結婚して、子供産んで、って報告がありつつ、

いつかの子供限定ライブには本当のお母さんになったメンバーがいたりして、もしかしてステージに自分の子供も連れてきたりして・・・、みたいなありえそうでありえない妄想もしたりした。

全員、ソロ活動をそれぞれ積極的にやりだしたし、そこらへんで得た事もグループに持ち帰りつつ、バランスをとりつつ、のんびり行く感じ。

 

 

でもそこが6日後に1人欠けるんだってさ!

いや、びっくりだよね。

しかも芸能界引退。事務所契約全部終了。

22歳の女の子が、0歳から続けてきた22年間の芸能活動をやめて普通の女の子になりたい、と。

めちゃくちゃ応援したい!

めちゃくちゃ寂しいけど。

普通の女の子かどうかはさておいて、ごく普通の一般人女として暮らしてきた私、22年間芸能界で働いてきた本物のプロの見せてくれる世界にどれだけ人生励まされたことか、数えたらきりがない。

どんだけ心動かされたか。

その子が決めた道、応援しないで、今まで貰った力はどこに向ければいいんだって話ですよ。

ただ、めちゃくちゃ寂しいけど!!!!!

 

引退の1.2年前くらいから出たソロアルバムとか、開催されていたソロコンもすごく良かった。

緑のペンライトを会場全員に禁止させて始まった、アーティスト有安杏果のソロライブ。曲もほとんどオリジナル。作詞作曲、ギター、ドラム、ピアノと歌。

自分で歌いながら普通に踊って、グッズプロデュースに会場演出、会場モニタに映す写真も、自分の作品の写真。MCもソロ活動の時は、オール関西弁。別の有安杏果

有安杏果の個展のようなコンサート。

あの時の、「ももクロ有安杏果」を排除したステージ。

表現者だ~・・・思った。

ああ、有安杏果個人のアーティストとしての力、ここまですごいのか!!!と震えたし、これは、いつももクロを辞めるという選択肢を選んでしまってもおかしくないと思えて悔しかったし、辞めても不安なところとかあんまりないんだろうな、って思えるくらいのものを見せてくれたし、期待みたいなものも感じた。

 

 

赤ちゃんの時からやってた、芸能生活22年の集大成です!とステージの上で歌い上げる杏果のパフォーマンスに涙が止まらなかった。私の推し、すごかった!

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でも、ずっと、杏果が作詞したソロ曲「心の旋律」の歌詞がなんだかとてもきになってて。

「あの子になりたいけどなれない。」

「別の人間だから。」

「あの子が羨ましい。」

「変幻自在なものに憧れる。」

「相手と過去は変えられない。でも変えられる、自分と未来は。」

「でも、私はマイクを離さない。」

 

そんな雰囲気の歌詞がいくつかあって、ちょっと不思議だな、と思ってた。

考えていることがしっちゃかめっちゃかというか、なんというか。

歌の圧で納得させられるんですけど。

 

さっきも書いたけど、喉が悪くて手術して、直して声を出せない時期があった杏果。

ずっとスケッチブックに字を書いてトークに参加して、ステージに上がるけど、歌えないし喋れない代わりに全力で踊る。

でも、完治させて、歌い方まで全部変えて、めちゃくちゃにパワーアップして帰ってきてた杏果。

そんなにも歌が好きだ!という杏果のことを歌う、マイクを離さない、って歌詞かな、なんかちょっと妙だけど…違う気もするけど・・・くらいに思ってた。

 

 

でも、今回の引退周りで出てきたワードとかを聞いて、ソロ曲、もしかしてこうゆうことを思ってたのかな、なんて。

「心の旋律」の歌詞全体を見ると、今もどきりとするようなワードだらけ。ちょっと調べてみてね。私は深読みマンです。

ももクロメンバーの中で杏果だけ大学に通って、卒業して、そんな中で普通の女の子もたくさんみたんだろうな、と。

ステージの上にいるのが疲れちゃったのかもしれない。無理して立っててくれてたのかもしれない。

人間である以上、人とかかわることが必須の社会にいる中で、なにかがうまくいかないことがあったのかもしれない。

でも、その道を選んでいる以上、仕事だから、プロだからそこに立っていた。

そんなことは私たち視聴者はなにも知らなくていいし、わかることはずっとないけど。

 

 

圧倒的な歌声で紡がれてる、ちょっと切ない歌詞の曲を今改めて聞いても、少し切なくなる。

そんな気持ちで、心から歌われていた歌だとしたら、杏果の全部を詰め込んで、集大成のライブって言ってたことは本当に、言葉通りの意味だったんだな、とも思った。

 

引退の報道があってから、2017年12月の杏果のブログを見返してたけど

「全力でできた!」「やり残したことはない」とかそうゆうのがすごく多くて。

年末だから、今年のまとめかな?くらいに思ってたら、全然そうじゃなかった!

そうゆうことかー!!!

 

2017年最後のクリスマスライブ、奇跡的に最前だったので、(2017年後半のももクロの席運まじですごかった。そのかわり他のライブは何も当たらなかった…)

よくメンバーの顔がみえた。嘘みたいな距離で見えた。

あと、開幕の炎がめちゃくちゃ出るところで空気が一瞬にして温まりすぎて息ができなくなるかと思った。

私のいる客席なんかより炎に数倍近いステージの上で炎の中で歌って踊るアーティストってまじで何者なんですか?

 

そんなシチュエーションで見れた杏果の表情が、なんかいつもより固い、というか、ぎこちなく見えて、それでもなんか醸し出す、オーラというか、圧というか。

静かで、達観した感じのオーラを感じて。なんといったらいいんだろうか。

全てを知ってる人とか、悟った人が他人に見せる表情というか。

もともとわちゃわちゃしてるメンバーとは一歩離れたところにいる子だったから、特に何も思わないはずなのに、その日はとても気になった。

ハイジョでいう秋春四季組と夏冬組みたいな温度感、わかる?!わかりやすい例えだと思う我ながら!

 

でも、それをみて、なんか、あるかも、ってライブ中に思ってしまった。

だから今回の1月の報道、そこまでいきなりなんで?!って感じじゃなかった。

たしかにいきなりな日程ではあったから、そこにはまじでびっくりしてるけど。

 

まぁ、もちろんももクリ自体には大興奮してね、

山寺宏一百田夏菜子のバリバリデュエット聴けてすごいし、てか夏菜子ちゃん歌上手くなりすぎでしょ!とかなったり、

杏果はソロライブ経験したあたりからの歌が上手すぎて歌い上げ系の曲の時の圧にポカーンなったし、

れにちゃんのスタイルがアイドルとして完璧すぎて踊ってる時の脚の裏の筋肉のラインがめちゃくちゃ美しい!!(なんと肉眼で数メートル先にこれが見える距離)

 

しおりん、まじでなんかもう存在が最高!放つオーラから、女王の圧みたいなものを感じる!姫から王女への転身!って感じ。

 

あーりんはもう体の隅から隅まで全ての圧を、会場全部にワンピースの覇王色みたいな感じで放ってるからもう圧がすごいどころじゃないしアピールが行き届きすぎてて推すしかない…ってなったし…

 

みたいな、あんた誰推しだよ、みたいな話を、終わった後も、一緒に行った子と、だらだらと話したりした。

 

でも、杏果の様子が不思議すぎた気がして、家に帰ってからこっそり、

杏果 体調 とか、杏果 雰囲気 とかで調べて同じこと考えてる人がいないかな、とか探したりした。

何人か、緑推しで呟いてる人がいて、思い違いじゃなかったんだ、と思ったりした。

 

まぁ、そんな感じだったから、本当に今回、あぁ、そうか、そうゆうことだったのか…って

しっくりしてきてしまった自分が、悲しくありつつも、

なんとなくそんな雰囲気を感じ取れてた過去の自分に、私の知らないところでいつかの覚悟を積み重ねといてくれてありがとう、と思ったりした。

 

ただ、嬉しかったから何度でも言うけど、本当にラッキーなことに、

2017年のももクロ運は、嘘みたいについてた。

その時、どんな気持ちでアイドル活動をしてたかはわからないけど、彼女の1つ1つの言動に救われたり心動かされたオタクがいたことは間違いない事実。

 

数年前の西武ドーム最後列が嘘みたいに良い席ばかりだった2017年。

西武ドーム最後列ってまじでやばいですよ。

半屋外だから風ビュービューに頭の後ろから吹いてくるし、円形ドームだから構造上椅子が置けなくて私の座る列、2、3個しか椅子がないの。

めちゃくちゃ広く踊りましたけど。振りコピ現場ももクロ!楽しいぞ!

 

春の一大事で杏果地元凱旋ライブを埼玉で観れた。

悪い席かと思ったら良い席だった。

屋外公園でスタンディングで、2ー3万人を一人ずつ整理番号での呼び出しの地獄みたいな整列システム…

ももクロにしては嘘みたいに綺麗な白のワンピースの衣装でシャボン玉と一緒に出てくる演出。

こんな光景、嘘かと思った

いつも金メッキの鎧とかなのに!

  

ロッキンに出たももクロを見に行って、伝説みたいなステージを作るももクロをみれた。

「アイドルを食わず嫌いしてるんじゃねぇ、自分の目で見てから決めろ!」という、グラスステージにぎゅうぎゅうに集まった耳の肥えた音楽とのオタク達に夏菜子ちゃんが投げかけた叫びを生で聞けた!

結成10年目のアイドル、ここまで人を動かすか。と思った。

そのあと、ステージの外で歩いてる時、始めてアイドルライブ見たけどすごかった!可愛いしカッコいい!って言ってる別バンドのシャツを着てる人を見た。

すごく嬉しい経験だった!

 

ピンクハウスのコラボのファッションショー、200人くらいご招待のやつに奇跡的にあたり。

通路が狭すぎて、立ち位置の関係でなかなか見えないメンバーがいるくらいの特殊で狭い会場。

メンバー内で唯一、わざわざ身を乗り出してその見え辛い人のところに目配せと手を振りに来てくれる杏果を見た。推せるな~とおもった。

 

杏果のソロコン武道館はまさかの最前列。

なんとありがたいことか…

長年追いかけ続けて初の最前席がこの、集大成ソロライブだったのは、感謝しかなかった。

この間出たライブDVDに泣き崩れてる私が最前で写ってるのでそれもいい思い出笑

 

 

 

●5人最後のライブ、4人になったライブ

 

長年の推しが一人いなくなる。しかも芸能界から。

新しい活動を応援するというよりかは、ふつうの生活をおくるのを、ただただ祈る、という感じになる。

推しが一人いなくなって、推しが所属するユニットが4人になる。

どうなるんだろう。パフォーマンスも雰囲気も。

 

でも、しおりんが引退発表後の生放送で言っていた

「でも、私たちもう前向いちゃったもんね!」

って言葉。なんて心強いんだ、と思った。

 

 

そんないろんな思いを抱えながら、なんとか当てたラストの幕張メッセでの5人体制ライブ現地。イェーイ!笑

もともと行く予定だった朗読劇のチケットは、一緒に行く予定だった友達に、お願いがあるんだ…と聞いてみたら、ちゃんと見届けておいで、と、こっちのライブに行くことを許してくれた。

ありがとう。

 

ライブタイトルは

ももいろクローバーZ 2018 OPENING ~新しい青空へ~」

ライブ当日は嘘みたいに綺麗な青空だった。

冬の、キリッとした青空。

長年の推しが辞めちゃうっていう超悲しい日なのに、私はすごくハイだった。

推しの最後のライブ、青空って銘打ったライブをこんな最高の天気で迎えるなんて、

「やっぱももクロ、持ってるな!!!!」と思った。

ゴールデンヒストリーの1ページ。

終わりだけど、新しい世界がはじまる、って告げてくるライブタイトル。

悲しかったけど期待があった。ももクロのことを信頼してたから。

相変わらずの幕張メッセオールスタンディングの2.3万人?を、整理番号1人ずつ呼び出すいつものスタイル。安定。

いつも通りすぎて、始まるまで、最後のライブだって感覚もなかった。

 

ただ、始まったら、意識せざるを得なかった。

やっぱり、最後の5人でのライブだった 

 

今やらなくてどうする?って曲たちばかりのセトリ。オタクだからタイトルと歌詞の深読みでもめちゃくちゃ泣けた。

あと純粋に好きで好きで仕方のない歌が多かった。

 

5人の自己紹介パートがある、「Z伝説 終わりなき革命」

杏果がももクロに加入してからのはじめての曲の、「未来へススメ

杏果メインの、「ゴリラパンチ」

杏果がサビ歌い上げパートもらえていて、星が壊れるって歌詞のある、「仮想ディストピア

杏果が好きって言ってソロコンでも歌っている、「白い風」

卒業ソングの、「行く春来る春」

走り出そう、明日のために、って歌詞のある「ツヨクツヨク」

杏果メイン曲の、「words of the mind」

ももクロ5人体制最後のシングルになった「BLAST」

本能に従って生きろ、色々あるけどな!って歌詞の「DECORATION」

杏果!ってこれでもかというくらい叫べるくらい杏果パートが多いし、杏果だけの特殊なフェイクパートと、ステージ演出のある、もももクロの代表曲、「怪盗少女」

でも君への僕の思いはこの空よりも大きいから、って歌詞のある「走れ!」

どの色が欠けてもこの夢の続きは描けない、色々あるけどめげずに行くのさ。と最後にこぼした「モノクロデッサン」

 

「新しい青空へ」、という、杏果のための一度限りの新曲を、メンバーがサプライズで歌った。

泣きながらで、とてもじゃないけど上手になんて歌えないメンバー。

それでも最高の音楽に聞こえた。

曲のサビは、杏果のソロ曲「ありがとうのプレゼント」のメロディのアレンジ。

 

ステージを降りた杏果を見送って、

「始まりは、いつもこの曲です」と、寂しそうに、愛しそうに、こぼしたMCから始まった、4人体制初の、「あの空へ向かって」で終わったライブ。

  

・・・いや、泣けるでしょ?!なにこのセトリ!やべー!

運営サイドの考え方なんて私たちにはわからないから好き勝手に想像するけど、それにしたって、エモい・・・(感極るオタク)

ちなみに、「あの空へ向かって」という曲は、ももクロが路上ライブをしていた時代から歌っている一番最初の曲。

 

タイトルとか、歌詞の一節とかの重みが段違いだった。すごすぎる。

 

メンバーだったり、会場のモノノフだったり、いろんな人の泣き声が響く会場で、泣くこともなく、笑顔を保ったままステージから降りていった杏果を見届けた。

引退発表のあと、どのメディアでも、絶対に笑顔しか見せなかった杏果の、最後の、「アイドル有安杏果としての演出」も、それが見納めだった。

ステージの高いところでいつも泣きながら出てきた杏果はもういなかったし、

全員が泣きながらの卒業だったあかりんの時との差がとても印象的だった。

 

5分割された5色の背景モニター。

杏果がステージから降りるとき、スッと1色消えて、4色になった。

降りたのはたった1人のめっちゃ小さい女の子だったのに、ステージがとても広く感じた。

 

私は涙が止まらなくて、首かけタオルってこんなに重くなるのか?!ってくらい涙を吸ってとんでもないことになったタオルとともに、会場を出た。

 

不思議と爽やかな気分だった。終わった後のビールは最高に染みたし、美味しかった。

 

「10周年を迎える4人のために、今こうするしかなかった」、と言った杏果と

「本当は10周年を5人で迎えたかった」といった夏菜子。

 

どちらの言葉も痛いほど刺さった。

そこにはもちろん運営的な、私たちが深く考えることも許されないくらいのこともたくさん絡んでくるんだろうと思ったし、ももクロの緑有安杏果は、それでも、いろんなことをクリアして辞めていったんだな、と思った。

ももクロ現場だけじゃないけど、私たちは、どう頑張っても視聴者で、ただの客。運営から示されることに文句を言う立場も筋合いもない。

わたしたちの見えないところいろんなことが起きていたんだな、と思った。

 

4人のメンバーたちからのメッセージで、不安さを隠しきれない中にある強い意志を聞けて、こんな場を設けてくれて良かった、と思った。

どのMCも本当に感動的だった。

運営さんも相当大変だったと思う。

何もないまま、ただ辞めていくことになったアイドルもたくさん知っているから、オタクたちのケジメの式でもある卒業コンサートに行けてよかったと心から思った。

 

最推しがいなくなって、いったいこれからどうしたらいいんだ…と思ってたけど、残ったメンバーに、「これからもついてこい!」と言われたので、ついていくか…と泣きながら思った。心強かった。

 

 

 

 

●いなくなったことと向き合う

 

そのあと、杏果のブログは1月のライブの当日に、ラストの更新があって、予告されていた通り3/15の杏果の誕生日に、消えた。

3/15に消すまで、コメントもできるようになってるからね、しっかり見るからね!と言っていた杏果。(杏果の言うしっかりコメント見るからね、は冗談抜きでみてるところがある。ファンのコメントでアンケとかよくとっていた。本当に見ていることに対しての信憑性が高い。笑)

私も、最後に勇気を出して、長いモノノフ歴で初めて、ブログが消えてしまう前日にコメントを残した。

 

最後のブログでいろんなことにチャレンジしたい!ツイッターもインスタもやってみたい!いつかやり始めたらよろしくね!と言っていた彼女の言葉を、いつかその日が来るまで待とう…と、3/15 0:00に消えてしまったブログ跡地をしんみり眺めていたら、同日の3/15のPM3:15に両方開設された。笑

そうゆうとこだぞ!待ってた!笑

 

 

ただ、そこにいるのはもうももクロ有安杏果ではなく、一般人との距離感を心得つつ、近況を教えてくれる有名インスタグラマー有安杏果だった。

写真が綺麗。楽しそうでなにより!

 

 

2009-2018年の間の活動で、消えることのないくらい沢山の思い出を、歴史を、たくさんの媒体、ファンの心に残し続けてた「アイドル有安杏果の時間」が、あのライブとともに止まった。

私の中の、緑の女の子が好きだったっていう時の綺麗な思い出、5色の光が見せてくれた最高の思い出もそこで止まったままずっと閉じ込めておける。

今もずっと好き。

時の止まった推し、更新されない思い出、残る音源、ライブの動画、偶像礼拝!!

アイドル信仰心。

若い女の子の姿のまま消えていった、いなくなったアイドル。

むしろエモいものがある!笑(本音半分強がり半分)

 

 

ほら、私「幕が上がる」とかをはじめてとして、そうゆうシチュエーション大好きだし・・・。(超強がり)

 

幕が上がるはももクロ全員出演の、ももクロをメインにした映画で、それぞれが当て役みたいなかんじで性格とか、関係性とかがどことなくぴったりな感じでもらっている激エモ映画です。超見て。

やる気も実力もなかったような演劇部は、一人の先生と出会って変わっていく。

そのあとも途中で入ってきた才能がある子との出会いによって、少女たちが人間的にも成長して、変わっていく。

劇中劇としてずっと向き合っていくのは、「銀河鉄道の夜」。

 

人の人生を変える先生と、高校演劇部の同学年4人と後輩1人に特に焦点を当てた映画。先輩に卒業しないでほしいけど、高校生である以上、卒業するのは必然。

卒業とか、死んでしまうこと、拠り所がいなくなってしまうこと。

いなくなる人に思いを馳せることをいろんな方面から描いた作品。なにかを失って、成長するということにとても力を入れている作品。

映画と舞台はまた違う構成で、また違う視点からこのテーマに寄り添っていた。

「このもえたぎる苦しさは 明日も続く」

こんな歌詞のある曲を、あえて、舞台で歌っていた。

いなくなってしまうことは切ないんだけど、どこまでも強く進んでいくみんなの姿。

普通にみててもとてもいい作品だし、ファンしか知らないような小ネタもたくさんで二度おいしい。

是非見てみてほしい!

杏果が演じる中西さん。元演劇強豪校出身者。理由あって辞めて、転校してきた弱小演劇部に途中から入ることになる。演じるのはカンパネルラ。

中西さんは悩んで一度は演技を辞めてしまったけど、中西さんの演技に心を動かされたことのあった弱小演劇部。

もちろん、いろんなことはあったけど、そこと出会って、成長していく。

当て役が多いこの映画で、この中西さんが杏果であることが、今になって改めて考えるとめちゃくちゃにやばいのでは・・・とさえ思う。

推し最高エピソードの一つとして、踊れて歌える杏果が途中から入ったことで、ももクロのほかのメンバーがもっと気合を入れて、ぐんぐん成長していったっていうエピソードがとても大好きで。

人は出会って変わる。

お別れをしてまた変わる。

今思うと大事なことは幕が上がるの時にもう、ももクロを通して教わっていたのかな、とも思ったりする。

youtu.be

あの時は良かったなー!と心の底から言える。

ただ、あの時の5人の姿、最高に好きだけど、今の4人の姿も最高なんだ!!!ということは間違いない。これだけは今のうちに断言しておく。

 

 

6人体制のももクロのことを今でもわたしは6人のももクロ最高に素敵だよな…と口に出すし、

いなくなったあかりんと夏菜子のこととかずっと喋ってる。デコまゆ最高!

あかりんの役割を引き継いだのが最年少あーりんってのとか、ゲキエモだし正当後継!と思うし、

曲に入るアカリ、って言う歌詞だって、その瞬間、その子のことを強く思っていい瞬間だ!と、めっちゃテンションあげながらチャパチャパしてる。

 

泣きながら「私にアイドルは向いていない。」と、ぽかんとするメンバーに言い放ち、女優になると決めてグループを出て行ったあかりんの脱退までの一連の流れ、何度見ても、悲しいし、優しくて美しい光景だな、と思うし、世の中は残酷だ、と思う。

運営が感動物語として映像に残したすべてに、私は、ああ~・・・と泣き続ける。大事な話し合いまでメンバーの顔がそれぞれ見えるよう、カメラを何台もいれて、すべてエンターテイメントにされている。すごいことだよ、まじで。考えられない。人の心とは。でも、それにうつる、まだ小さい女の子たちを見て、私たちは歴史を思い知るし、何度でも思いを馳せている。

 

多分これからも私が抱き続ける、5人のももクロを好きな気持ちは、この6人の時代のことに想いを馳せて好きだな~ってする感覚と似てるんだろうな、と思った。

 

でも、多分寂しさは、ももクロを辞めた後に存在を知ったあかりんの比じゃないんだろうな、とも思った。

だって7年推してましたもん。ずーっと。

いざ見たらどんな気持ちになるんだろう。

一番名前を叫んでた子がいなくなる。

これが、推しが卒業したオタクが味わう気持ちなんだとはじめて知った。

いろんなグループの諸先輩方、ようやくわかりました…。

 

ライブを終えた1月の私はそんなことをぐるぐる考えながら、これからの4人を応援しようと思った。

私も前に進まなきゃいけないし、前に進むけど、苦しいものは苦しい。抱えながら応援している。

 

ずーっと続いている冠番組も、素材だけは消化して、1月の後にすぐ杏果の姿は消えたし、大慌てでつっこんだ新規のロケでばたついているような気配すら感じた。

新企画面白かった。

でも、5人時代も、6人時代も、その前の時代のも、動画も曲も本当にいつものように見て、聞いたりした。

可愛いなー最高だなー成長したなー、なんて思いながらも、

 

私は緑色の服をタンスにしまって、紫色の服を買い集め始めた。

 

 

 

 

●Team Diamond Four

ももクロは4人体制になって、「チーム ダイヤモンド フォー」という名称を使うようになった。

略して「TDF」。

まだちゃんとインタビューとか読んでないけど、ダイヤのように硬い結束、とか、そんなことを言ってるんだろうな、と思う。

 

杏果の卒コンの最中、杏果がステージを降りたあと、4人になったももクロに発表された10周年記念の東京ドームライブ。

初の東京ドーム。

新たな挑戦。

おめでとう!都心会場!ありがてえ~~~!!!笑

  

今まで、「5人の星」というような表現を使うことが多かったももクロは、

「四つ葉のクローバー」という表現を使うことが多くなった。

ユニット名とのコンセプトの近さがはっきりしてきた!笑

 

あかりんが辞めた瞬間にももいろクローバーは、ももいろクローバーZになったので、杏果が辞めてZZとかVとかUCとかになったら…とか震えてたんだけど、新たな呼び名をつけるだけにとどまってくれた。サンキュー。ふんわりZZを醸し出しているけど。

 

東京ドーム公演まで、4人体制のライブは実際に現場で見てはなくて、生放送をしてた春の大きなライブとかを在宅で楽して見てただけだった。

(中継用カメラに向かって、「画面見ながら楽してライブ見てるみんな~?」と煽ったあーりんは、たまらなかった笑)

今年の春ライブのシチュエーションは最高で、いいお天気で、メンバーたちの雰囲気も良くて、あぁ、現場行きたかったなぁ、と思ったりした。

 

 

 

ただ、やっぱり、あぁ、まじで緑はもういないんだ!と思った。

知ってる曲なのに、知ってる声が聞こえない。名前を呼ぶコールも聞こえない。

振り付けも全部変わってるからすごい好きだった振り付けがなくなってたりする。

うわ!寂しい…!これが、卒業って事か!と思った。

 

めちゃくちゃ寂しいな、と思ったけど、メンバーが抜けたことによって必然的にパートの引き継ぎがあるわけで。それがとんでもなく良かった。

簡単に言えばエモい!!!!!

 

青春賦という曲で、5人が1人ずつ、「友よ、」と呼びかけるセリフがあったんだけど、4人が呼びかけたあと、最後のセリフを4人全員で言うような変更になってた。

最高。

 

桃色空という曲で、杏果と夏菜子のももかなこコンビが背中合わせで歌うパート、しおりんと夏菜子のももたまいコンビが歌う事になってた。

ももかなこという同い年だけど性格の差があるみたいなところが本当にエモの塊だったんだけど、
ももたまいという運命のコンビ(結婚済(?))になったことで新たな最高が生まれた。

 

灰とダイヤモンドの、必殺技みたいなサビの部分は、あーりんが圧を解放することになってた。

表現者あーりんやすコンビ!!!

 

BLASTの宣誓みたいな力強い歌い出しは、夏菜子が歌うことになってた。リーダーが手を掲げて歌う。情熱たっぷり。

大正解!最高!!

 

どれもこれもがエモさの塊だった。

4人になったことで新たな世界が広がった。

すげー寂しかったけど、こんな気持ちで観れる自分がいるなら、いけるな、と思ったし、自分、ちょろいな・・・とおもった。笑

最推しがいなくなる、っていう寂しさを抱えながら本当に向き合えるか不安でいた私だったけど、大丈夫じゃん!と、 安心しながら、東京ドームの公演を迎える私。

 

 

ただ、東京ドーム公演のグッズたちが発表され、そこはかとない寂しさが、やっぱりすごかった。

 

10周年ってのは、とっても大きいイベントで、記念グッズに、記念の書籍がたくさん出た。

めっちゃお金が消えていった。

 

ももクロ歴代衣装のメンバーカラーごとの可愛いチャームが出たりして、待ってた!と思った。

けど、そこに当然緑はなく。

今回出たのは無印時代の衣装だったから、そこには当然青もあったはずなんだけど、もちろんそれもなかった。

 

おねがい、別枠でいいから出して~、とも思った笑。

書籍にも歴代衣装図鑑とかとして載ったりしてて、それにも緑の服はどこにもなかった。

辞めたメンバーだから当たり前、と頭の半分でわかってても、この衣装の時、まだ5色だったじゃん!と頭の半分が抵抗する。歴史の改ざんを目の当たりにしている!笑

新しい四人のももクロはそりゃあ、メチャクチャ好きだけど、旧体制だった時のことも少しは・・・少しは・・・なんて、いなくなったメンバーを推してしまってしまっていた人間の、無駄すぎる抵抗。

 

 

毎ライブごとにでる生写真シリーズのラインナップ、今回は2017夏ライブ、2017クリスマスライブが入ってた。

ライブの場面写が生写真のラインナップにはいるんだけど、もちろんそこに緑の子はいない。

わかってる!わかるんだ!辞めた子だもん!現在一般人!

でも、そのライブの時はまだ、同じステージにももクロの緑有安杏果はいたし、なんなら最後の思い出の通常ライブだよ!まだ引退なんて言葉も出てなかった最後のライブ!

最後の思い出の写真としてラインナップ加えてくれてもいいじゃん!?となった。

無理だろうけど、卒業アルバムくらいのノリで、最後の5人での普通のライブの光景の写真、緑単品でもいいから欲しかったよ!

あの時、よぎるものはあってもそんな未来は信じてもなかったよ!

純粋に楽しみに行った普通のライブだったんだもの!そこの思い出!くれたって!よくない?!

運営さん、欲しいです、最後の想い出・・・笑

 

無理だってわかってるのに、おねがい!情けをかけて!と思う自分がいる。なかなか不思議な感覚。

緑推しの人、わかってくれるかなぁ・・・笑。

 

余談ですが、私、知り合いに緑推しがほとんど誰もいない。

そもそもももクロの知り合いがとても少ない。

なんとなく好き、ライブはいかないけど、みたいなライトな友達は、緑推しが多いんだけど、その友達には多分このグッズだったりの感情はなかなか伝わらない気がする。

 

そんな、なんとも言えない悲しみを抱えながら、生写真を4セット買った私。夏ライブも冬ライブも、4人は可愛かった…いい衣装だった…。

新曲2曲の衣装も超派手で良いし、白いワンピースもかわいかった…最高だった。

最近の皆、本当に美人でかわいいんだ~~・・・かわいいから美しいになった。

笑一笑のMVカットの生写真マジで最高じゃないですか!?すごい可愛い!

最高~私の推し達超かわいい!最高!

 

 

そして入場した東京ドーム。

天井から数えたほうがいいくらいの悪い席。

でも、サイリウムが綺麗だった。まだちらちら緑もいたけど、緑が減った分、色にまとまりが出た会場。同系色の会場はとても不思議で綺麗だった。

 

視界に入る、自分の腕部分の洋服の紫色には、入場してもなお慣れなかった。

そうして、ライブが始まった。

 

ももいろクローバーZ 10th Anniversary The Diamond Four -in 桃響導夢-TDFの覚悟-」

桃響導夢ってのは、東京ドーム。笑 いい当て字だよね!泣いちゃう!

4人の覚悟、この目に焼き付ける!とペンライトのボタンを押した。

 

5人時代のペンライトしかもっていなくて、メンバーごとにカチカチ色を変えるたびに、もういない私の大好きだった推しの緑色が視界に映って、少しさみしくなったりした。

 

orertureがかかって、照らされたのは6色のスポットライト。

10年の歴史を感じて泣いた。ありがとう、演出家、照明担当の人。愛を感じました。

これだけで、緑を推してた自分も救われたような気になった。

 

遠くて、ぼわんぼわん響いて、音響が過去経験したライブの中でも最悪レベルに酷い。

でも、4人の姿はどんなに遠くて小さくても全力で可愛かった。

 

しばらく聞けないんだろうな、と思ってた、杏果がメインの曲だったゴリラパンチは、あーりんが完全に自分のものにして東京ドームで歌い上げた!正当後継!圧がすごい!あのドヤ顔見ました?最高!

あれはもうほんっとにあーりんにしかできない。信じてた。ありがとう!

 

怪盗少女は、ももかのパートが驚くほど多い曲だった。最後に1人だけ持ち場を離れてフェイクを入れながら走り回ったりも含めて。

杏果のパートをれにちゃんが歌う感じになっている!

推され隊!!!

あと、曲中で全員の名前を言う部分があるんだけど、あかりんが抜けたときは、「かなこぉ~~」で音を伸ばして対応してたわけだけど、杏果が抜けた部分は「ささき あやか」とあーりんのフルネームを呼ぶことになったと聞いていた。それをはじめて現場で体験した!めちゃくちゃたのしかった。

 

Z伝説、新録バージョンは、もはや新曲だった!

ブルー!あ… グリーン!おぉ…

っていういなくなったメンバーにありゃ?ってする歌詞が入る。最高。面白い。

 

4人体制になって出した新曲たちなんかは、当たり前のごとくすんなり頭に入ってくる。しかも、最近の曲、超良い。かわいい。今の4人は、声がピュアでかわいい子たちなので、かわいさの純度がマシマシになる。すっごいかわいい。やばいくらいきゅんとする。

 

Zの誓いではまじで大好きな太極拳?な振り付けがなくなってしまって普通にショックをうけた笑

本当に悲しい・・・笑

 

ライブがどんなに進んで、慣れ親しんだ曲をやっても、慣れ親しんだ歌声は聞こえないし、いままで、ももか!ももか!とコールしていた部分で、別のメンバーの名前を呼んでいる私がいる。

4人体制なんだから、当たり前なんだけど、「うわ~不思議~!!」と思う私も頭の奥底にいる。

 

出欠をとられる時に、メンバーの番号で推しジャンプだったり、ペンラを掲げたりする箇所があるんだけど、どこでやったら良いか脳の処理が追いつかない。

めちゃくちゃ慌てる私。予習が足りない!笑

 

 

 

とても楽しいライブで、私も会場も本当に盛り上がっているけど、本当によく分からないけど、どこか寂しい。わかっているのに寂しい。でもみんな可愛い。衣装も今回すごく良かった。

大人のももクロ!可愛い!これが、4人の作った新しい世界!最高!!

こんな感じで、始終私の頭の中はぐーるぐる。

 

 

 

ライブ中、豆粒のようなメンバーを眺めながら、

「他界」というワードが何回か頭をよぎった。

他界っていうのは、そのグループのファンをやめる、みたいなことを示す言葉。

まず、それを考えてしまう自分がいることに驚きを隠せない。

わたしは、こんなにもももクロが好きなのに。なんでそんなこと思うんだ、私。

メンバーでわちゃわちゃしてて可愛いおバカなとこみせてくれるのもほとんどこの4人じゃん。(杏果もやらないわけじゃないけどめったにやらないので)

この4人、最高じゃん。一人一人の好きなとこあげ始めたらキリがないくらいなんでも話せる自信だってある。

最高のパフォーマンスをしてくれてるメンバーに申し訳ないし、それでも寂しさに負けそうな弱い自分は情けないし、でもやっぱりかわいくて大好きでしょうがないし、ライブは超絶楽しくて仕方なかった。

あ~どうしたらいいんだ~~ちらほら視界に見える緑推しのみんなどうしてる~~!?と思いながら、紫のペンラを振りまくって、めちゃくちゃライブを楽しんだ。超楽しかった。

マジで情緒不安定。

 

 

だって超すごかったもん。なんか、メンバーは空中で動くステージで踊ってるし。

ももクロ現場では初のステージ機構。これ、座席がもっと近かったら最高すぎてヤバかったと思う。

 

 

そんな感じで、曲が終わって、いつものようにあっさりと帰るメンバーたち。

もちろん、そのあとにはアンコールパートがあるわけだけど、わざとらしいくらいのさっぱり帰る「芸」は、どのアーティストでもめちゃくちゃかわいいと思ってしまう。大好き。

でも、もう一回着替えとかがあると思ってたくらい、ライブ開始から本編終了までが一瞬だった。

 

次はどんな衣装かな~なんて考えながら、アンコール、アンコール、と響き渡る会場に混ざった。

 

ももクロ現場は本当に偉い。女の子のお化粧と衣装直しは時間がかかる。でもどんなに長くてもアンコールは途切れない。アンコールが途中で一切なくなる現場も普通に見てしまっている。エグ・・・ル界隈のライブなんだけど。

会場の皆が、どうせアンコールあるでしょ、って慢心からなのか、一切行動に起こさない。さみしいものだ。アンコールは感謝と期待に満ち溢れたものであるべき!

 

アンコールをしている間、これが推しがいなくなるって事か~~~と初めて現場で体感してしまったことに感動すらしていた。実に寂しい。

 

いままで同じことを経験してオタクたちをたくさん見てきたけどどんな気持ちで乗り越えてきたんだろう、と改めてすごく気になってしまった。

すごい知ってる子たちの、知ってるグループの、いつもと同じ雰囲気のライブで、ステージの上に、ずーっと一番好きだった子だけがいない・・・自分の推しがいないくなったと仮定して想像してみてほしいけど、なかなか想像つくものでもない気もしてきた。

これは、実際に同じシチュエーションを味わうことがないと、一生わかってもらえない気持ちなのかもしれない、とも思った。

私より早い段階でライブに行ってた緑推しさんの感想を直接聞いてみたかった。緑推しの友達がいないので分かち合えない。それも、寂しい笑

 

 

そんな思いもぐるぐるしている中、アンコール用overtureが流れた。

全力で叫んだ、「アンコール!」

メンバーたちは黒のTシャツにジーンズっていうシンプルな服装で出てきて、感動のフィナーレパートへ突入した。

感動のMC。

本当に感動した。

さっきまでの情緒不安定なぐるぐるが嘘のように、全部メンバーに浄化されてしまった。

そのくらい、すごいMC。

メンバーみんな、1月から、本当にいろんな覚悟をもって、動いて、考えて、笑顔で私たちの前に立つ道を、プロのアイドルとして進んできたんだな、と思った。

 どうしてこんなに感動したかってのを正確に引用したくて、今、ナタリーのレポを開いて泣いてる。笑

 

 

れにちゃんは、喋り始める前からめちゃくちゃ泣いている。思わず泣く私。

「10年前の私に、こんなにたくさんの人に愛されるようになるよって、教えてあげたい。10年、ももクロを応援してくれてる人たちに守ってもらった。私たちももっと強くなって、立派なアイドルになります。これからも、TEAM DIAMOND FOURをずっとずっとよろしくお願いします」

ずっと、って言葉を信じられる強さが足りない私には、「ずっと」はとても怖い言葉だとも思っていて。

今までのMCでも、ずっと、と口に出すメンバーがいるたび、ずっと、なんて言っても本当によいのか?と思ってしまう自分がいた。ずっとは、もちろん、存在しなかった。

でも、今回口に出してくれた「ずっと」の力はすごくて、私もずっと応援したいな、と心から思った。

本当に信じていてもいいのかも、と思った。

 

 

あーりんは

ももクロをやってきてよかった。辞めていったあかりん、杏果、美優ちゃん、すみれちゃん、つき奈ちゃんに、今のももクロ良いだろ!って言いたいくらい、ももクロを続けてよかったって思う。胸を張って誇れるような私たちでいたい」と、めったに見せない涙をふんわりと浮かべながら話してくれた。

Overture以降、どこにも影もなかった私の推し、それだけじゃなくて離れていったみんなの名前を出して、お前ら、うらやましいだろ!といってくれた。

あーりんは同じことを1月の5人最後のライブでも言っていた。でも、2回目のこの言葉は、4人で活動する新しい体制を経験したからこそ、強さと本物さが段違いだった。

過去メンバーの名前と、その言葉が出た瞬間、ああ、なかったことにされていなくて、本当にうれしい、と思ったし、心の中から「それな!!!」と思った。

4人体制、素晴らしいよ。TDF。まじで、これは辞めた皆がいたから見れた新しいステージ。

このライブ、MCを今見れている私は勝ち組だと思ったし、伝説が更新されている・・・という感覚がすごかった。

まだMCは二人目。震える。

 

 

しおりんは、

「10年前の5月に「あの空へ向かって」を歌ってももクロはスタートしました。メンバーが変わることとか、いろんなことがあったけど、その中の何かが欠けていたら今のももクロはないと思います。すべての出来事は必然でした。4人になったけど、この4人で本当に良かった。振り返るのはももクロらしくない。これからのももクロを楽しみにしてください。ついてきて、後悔はさせません!」

と言った。

強い。若大将しおりん。泣き虫で甘えん坊なみんなの妹しおりんは、本当にもういなかった。

ももクロ、いろんなことが本当にドラマチックで。メンバーが辞めたり、おおきな壁だったり。

すべての出来事は必然だった、という言葉が出た瞬間に、頭の中に「はじめてのももクロ総集編」が走馬灯のように駆け巡った感覚さえあった。本当に、しおりんの言う通り。

いろんな嘘みたいな、夢みたいな、ドラマチックすぎるももクロの歴史を思い返して、これを経験したからこうなったんだな、とか、この人との出会いが、学びが、こう変えていったんだな、みたいな。4人で今こうして立っていることも、別の選択をした過去のメンバーがいたからこその出来事。

悲しいことではあるけど、そのおかげで、今の一つの美しい形を見ることができている。

こんな素敵なステージや新曲だったり、みんなの言葉をきいて、まじで、後悔するわけがないな、と思った。

むしろ今見てない人、後悔してる!!今からでも遅くない、見たほうがいい!むしろ、ちょうど良いよ!四人体制、まだ始まったばかり!

それこそ、私がももクロを見始めたのは、五人体制になって半年経つか経たないかくらいの次期。みんなそのチームでやることも定まって、前を向いてがむしゃらにやってた時期。

そこの全力さに惚れ込んでみはじめたし、今と本当に状況は一緒!ぜひ!

 

 

そして夏菜子ちゃんの番が来た。

1月のMCでも、いままで見たことがないくらい不安そうに話していた夏菜子ちゃん。

それまでのメンバーが、必死に送り出すための言葉みたいなのを選んで喋っていたのに、

「5人で10周年を迎えたかった」という、きっと、会場にいただれもが思っていたけど、口に出すことができなかった言葉も吐いてしまっていた。

あれは、ほんとうに泣いてしまった・・・

 

そんな夏菜子ちゃんのMCは、以前のMCからの引用のような形で進んでいった。

「国立競技場ライブの時に、「目の前がっ真っ暗になっちゃった時は、みんなのペンライトを目当てに進んでいきたい」と言ったけど、4人になると分かった時、本当に真っ暗になってしまった。どうして進んでいけばいいかもわからない自分がいた。」

「みんなにたくさん笑顔を届けたい、といっていたのにたくさん悲しい思いをさせてしまった」

ここで、本当に涙が止まらなくなった。私はとっても悲しかったから。でも、夏菜子ちゃんに、お願いだからそんなこといわないで、と叫びたいくらい、それを言われたことも悲しかった。でも、そのあとの夏菜子ちゃんは強かった。

「あの日、れにちゃんがみんなに「ついてこい!」って言ってたのがとてもかっこよかった。私も言いたかったけど、言えなかった。」

「でも、今こうして東京ドームでのライブを迎えて、今なら自信を持って言える気がします。まだ4人でできることはたくさんあるし、やりたいこともたくさんある。アイドルが最強だって、ももクロってホントに楽しいって。もっとたくさんの人に思ってもらえるようにがんばりたい」

「ちょっといい人ぶると、みんなが笑顔になる理由が私たちじゃなくてもいいって本気で思う。でもちょっとだけ欲を言うと、その理由が私たちだったらいいなって思います。」

「みんなにもっと笑顔を届けられるように、みんなともっとたくさんの景色が見られるように、歩いていけたらいいなと思います。」

最後に、会場に向かって呼びかけた夏菜子ちゃん。

「私たちのこれからに興味あるよって人! よし、お前ら全員付いて来い!」

 

完璧な太陽だ・・・・・・・とおもった。

リーダーについてこいと言われたらついていくしかない。

元リーダーのれにちゃんが言った言葉に、現リーダーの夏菜子ちゃんが応えた瞬間。

すげえ現場に来てしまった・・・と思った。

浄化。

紫の服、今着てるけど、どの色にだって転んでいきたい、心から思った。

もちろん紫は変えないけどね!!

 

ももクロのコールの中の一つに、「世界のももクロ ナンバーワン!」というコールがある。

自然発生する場合の、世界のももクロナンバーワンのコール。

これはいつでも聞けるコールじゃなくて、会場のみんながそう思って、言葉をつなごう、と思った瞬間だけ、一人から発生したコールが、広がっていくコール。

これが響き渡たったのも久しぶりだったかもしれない。

誰かが言い始めるけど、誰も言葉をつなげなくて途切れてしまうことだって本当に多々あるコール。

それが、東京ドームにぶわっと広がった。

すごい奇跡みたいだと思った。

そりゃみんな思うよ!!今日のライブを見せてくれたももクロちゃん、間違いなくナンバーワン!

そのコールが発生した喜び、思わずナンバーワンって言いたくなるほどの気持ちだとかが全部ごちゃごちゃになって、コールしながらまた泣いた。

 

素敵だ!!!!!そして今回は運営が気合い入れてるので、もう5月最後の四人の覚悟のライブの動画がもう公開されている。作る気満々だな、ゴールデンヒストリー。わかる。いいぞ!ありがとう。思い出、蘇ります。#1は伝説のMC,#3は神の継承ゴリラパンチ・・・ていうか今気づいたけど、次世代?のボスゴリラは佐々木彩夏に決定!ってアナウンス入れてるのまじでなんなの?!ww

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ももクロと私の大好きな女の子の話

 

今までだらだら書いてたけど、

本当に私はももクロが好きだと思った。

 

もちろん一番大好きだった子がいなくなったことは本当に悲しい。

ぽっかりと、私の心には穴があいている。

いなくなってしまった事に対する穴。

それでも、好きだった気持ちはその穴から抜け落ちることもなく、ずっと心に残っている。

ずっと好きなままなのにフラれてしまった、みたいな失恋みたいな感じかもしれない。

 

 

5人のももクロが大好きだった。最高に可愛くて、最高にかっこいい。

でも、それ以上にももクロが見せてくれる可能性が大好きだった。

自分は本当にただの一般人だけど、スターダストのスターである彼女たちは私みたいな一般人じゃ想像もつかないようなことをやってのけてくれるし、一般人にすごい楽しい時間と最高の感動をくれる。

 

すべては必然、歴史の1ページ。

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「今まで杏果と5人で作ってきたももクロを糧にして、4人で今まで見れなかった景色を見たり、新しいことをしていきたい」と5人最後の日に言ったれにちゃん。

その言葉は本当にその通りで、新しいももクロは本当にすごい。

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東京ドーム公演がおわってから偶然見つけた、本当に感動したインスタの投稿があって。

多分、とっても若い女の子。自撮りで載せていた、東京ドームに参戦していた服装は全身緑。

懐かしいとさえ思う、私がタンスにしまい込んでしまった、慣れ親しんだ緑推しのフル装備の服装。

その子の投稿には、

「あんまり言うものでもないけど、杏果の歌声がきけなくなって、AEやめよう、ファンをやめようと思ってた。

けど、東京ドーム公演を見て、みんなのMCを聞いて、続けると決意した。

緑推しをやめます。

有安杏果は別の形で応援します。

次からは、まだ仮だけど、この色にしてみようと思います、似合うかな?笑」

 

なんて書かれていた。

本当にこの子の言葉のすべてに何回でもいいね!をおしたいくらい同意した。

むしろこの子を推したい。

 

そのとおりなんだよね。

4人のももクロは最高に素敵。

そんな4人での初めてのシングルは、「笑一笑」(シャオイーシャオ)という、笑顔満点のゆったりめの優しい曲。シングルでこんなテンポの曲も珍しい。

「みんなに笑顔を届けるという点で、天下を取りたい」と国立競技場の聖火台の炎の前で宣言したももクロ

笑顔の天下を取ると宣言していたももクロは、四つ葉のクローバーとなったタイミングで改めて、笑顔と幸せを届ける曲を歌って届けてくれた。

こんなにグッとくることがありますか?

出来過ぎだよね!ずるいくらい。

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ももクロ本人たちのパワーももちろんあるけど、そこには想像つかないくらいいろんな人がかかわって、戦略を練って、「ものすごいももクロ」という完璧なエンターテイメントを世間に大放出している。

 

4人になってから、10周年アニバーサリーもあるかもだけど、本当に怒涛の勢いでいろんなことが発表されていく。

野球の巨人とのコラボ、銀座松屋とのコラボ、スカイツリーとコラボ、事務所のみんなとやる大規模合同ライブ。毎年恒例の夏ライブ。継続中の全都道府県ツアー。数々のフェスへの出演。ももクロのミュージカル。ドラマの主演のお知らせ。アルバムの発売。など・・・

いや、1月から半年しかたっていない!笑

大変だ~!と思いながら、行ける現場、泣く泣くあきらめる現場を上手に選択しながら、のんびり楽しみたい。

 

 

もちろん、人と喋ったり、ネットとかで最近のももクロについて調べるうちに、こんな悲しいこと言わないでくれ、と思うくらいの発言もたくさん見た。

なんでそんなこと言うんだ、ってくらいの心ない発言や投稿に、涙が出そうになったりもした。書くのもおぞましいくらいの最低なハッシュタグの存在をみて、怒りに震えた。

でも、私がこんなにいろいろ思ってるくらいだから、みんなもいろいろ思ってるんだと思う。百歩譲って許す。

せめて、本当に私と同じくらい好きであることを示したうえで解釈を連ねてほしい。

でも、一番最初に書いた通り、解釈違いの人間と話すのはマジで好きじゃないので、同意もしくは、ふーん、そうなんだ、のみの受付となります。

みんなそんなもんでしょ。喧嘩するくらいなら考えたり話さないほうがいい。

 

 

それで、杏果について思ってる嬉しい事。

普通の女の子になりたい、一般教養を学んだりとか、いろんなことをしてみたい、と辞めていった杏果。

いまは1日1回、必ずインスタとツイッターを更新する。

写真の大学をでているのもあってか、写真はとても素晴らしい。

本人が写っているのは心得のあるだれかがとってるのかな、っておもうけど、物撮りのは杏果がとったんじゃないかな?って勝手に思っている。

綺麗な写真に、長年慣れ親しんだ、ちょっとしたポエムと、感謝の言葉、記事を読んでいる人に対しての気遣いの言葉。

変わってしまったけど、変わってないんだな、なんて、ちょっと嬉しく思ったりする。

 

 

その中でいろいろなことをやっている姿を見て、ひたすら安心する。

アロマの資格を取る為に勉強もしていた。

杏果がソロコンでアロマをグッズで出して、会場をいい匂いにするって張り切っていた事を思い出したりして、微笑ましかったことが懐かしい。

タオルに吹きかけて、回して!と会場に呼びかける。自分の足が届く場所にいるファンの所には走って行って、アロマをタオルに吹きかけてあげてたりしてた。

 

色々な羨ましいことも沢山やっている。

なんで羨ましいかって、杏果はいろんなワークショップとかに行って、いろんな作家に触れて、モノを作る体験を重ねまくっている。

作っているものは、本当に多岐にわたる。

ワークショップで学んだことは、その場だけの体験じゃなくて、きちんと持ち帰って、自分なりの素材と解釈で新たな作品を作り出すというパワーに変えている。

モノづくりってのは本当に楽しい。イメージを形にすること。表現。

私は杏果の見せてくれていた表現に心から惚れ込んでいたので、形と場所は変わっても、まだ表現すること、作り出すことを好きでいてくれているんだな、と私は一人で喜んでいる。

 

 

あと、勝手な期待だけど、インスタ開設日に載せていた写真に写っていたのは、杏果と相棒のギターだった。

またどこかで、別の形での杏果を応援することができる日もくるかもしれない、なんて勝手な妄想をしている。

 

そのいつかの日は来ないかもだし、私もどんどん進んでいくし、私がその時どうなってるかはわからないけど、私は私の推し方でいろんなことを推していきたいと思う。

私はDDが信条なもので!!!!

さぁ、次の現場に行ってきます。